日本国際貿易促進協会京都総局　60年の歩み

設立背景・歴代会長・記念行事・協会団・来訪要人

設立背景

日本国際貿易促進協会京都支局（当時）設立背景

　1952年4月モスクワにおいて「国際経済会議」が開かれ、49カ国471人の代表が参加し、社会体制の相異を乗り越えて東西緊張緩和のために東西貿易促進を図ることが協議され、各国に「国際貿易促進委員会」を結成することが決議された。
　当時日本においても、その設立気運が起こり、日中貿易促進会、日中貿易促進会議、日中貿易促進議員連盟、日中貿易促進地方議員連盟全国協議会、日ソ貿易促進会議、日ソ貿易促進議員連盟など次々に結成された。京都でも、1952年日中貿易促進地方議員連盟が組織され、吉村孫三郎（京都総局初代会長）が理事長として活躍した。
　日本の戦後経済の復興と平和的な繁栄のためには対米貿易偏重の是正、日中関係の正常化と日中貿易の発展が必須であるとの考えが、当時日本国際貿易促進協会の設立に参加した多くの方々の共通の認識であった。

設立総会

　1954年12月7日、京都の西陣織物会館で、日本国際貿易促進協会（東京）副会長の田島正雄、関西総局長の菅野和太郎ら出席のもと、設立総会が開かれ、京都支局の設立が承認された。

歴代会長

創立記念行事

京都総局創立(1954.12.7)記念行事

• 京都支局創立１５周年記念祝賀会開催（1970.12.3）、
  王作田中日備忘録貿易弁事処代表来洛、出席。
• 京都支局創立２０周年記念式典及び祝賀会開催（1974.12.2）、
  京都支局の招聘により王文林中国国際貿易促進委員会副主任が来日、出席。
• 京都総局創立２５周年記念式典及び祝賀会開催（1979.9.8）、
  外務省と日本国際貿促(東京)の招聘で来日中の谷牧副総理が来洛、出席。
• 京都総局創立３０周年記念式典及び祝賀会開催（1984.9.8）、
  外務省と日本国際貿促(東京)の招聘で来日中の李鵬副総理が来洛、出席。
• 京都総局創立３５周年祝賀会開催（1990.1.17）、
  外務省と日本国際貿促(東京)の招聘で来日中の鄒家華国務委員兼機械電子工業部部長が来洛、出席（※1989.6.4天安門事件の影響により来日は翌年1990年1月に延期された）。
• 京都総局創立４０周年記念行事として、立石孝雄会長を団長とする第２次訪中団を派遣（1994.11.22-28）
• 京都総局創立５０周年記念行事として、藤原菊男会長を団長とする第６次訪中団を派遣（2004.10.23-29）
• 京都総局創立６０周年記念祝賀会開催（2014.6.10）、
  劉毅仁中華人民共和国駐大阪総領事、山内修一京都府副知事、門川大作京都市長、馬場俊一舞鶴市副市長ら出席。

協会団

1971	10.17	日本国際貿易促進協会（長老）友好訪中団に吉村孫三郎京都支局長参加
1973	12.01	日本国際貿促京都支局「京都経済友好訪中団」（団長：森下弘京都商工会議所会頭）
1974	09.19	吉村孫三郎京都支局長が日中定期空路一番機にて訪中
1975	04.	関西経済界首脳訪中団に吉村孫三郎京都総局会長参加
	05.29	日本国際貿易促進協会京都支局を日本国際貿易促進協会京都総局と改称
1976	04.30	京都総局「京都・滋賀・奈良三府県経済界日中友好の翼訪中団」一行１３１名
1978	10.30	京都総局「京都友好都市経済界代表団」（団長:小谷京都商工会議所副会頭）
1979	09.23	京都総局「京都・滋賀・奈良経済界友好の翼訪中団」派遣
1986	09.22	京都総局「第１次京都経済界訪朝団」（団長：園城佳逸第一工業製薬相談役)
1991	11.29	京都総局「第一回ベトナム経済視察団」
1992	10.26	第１次京都総局訪中団（団長：立石孝雄会長、袁木国務院主任会見）
1994	11.22	第２次京都総局訪中団（団長：立石孝雄会長、栄毅仁国家副主席・王光英全人代委員長会見）
1996	11.06	第３次京都総局訪中団（団長：藤原菊男会長、栄毅仁国家副主席会見）
1998	10.05	第４次京都総局訪中団（団長：藤原菊男会長、崔玉山中国国貿促副会長会見）
2000	11.22	第５次京都総局訪中団（団長：藤原菊男会長、胡啓立中国人民政治協商会議副主席会見）
2002	10.28	第６次京都総局訪中団（団長：藤原菊男会長、任建新中国人民政治協商会議全国委副主席会見）
2004	10.23	第７次京都総局訪中団（団長：藤原菊男会長、宋健中国日本友好協会会長会見）

 

京都を訪問した中国国家要人

過去に京都を訪問した中国国家要人についてはこちらから（PDF）